５０％の助かる確率を赤ちゃんの生命力に、自然の原理にまかせたスイスの産婦人科のやり方とは？

 

海外旅行に行った時

もしくは

海外で生活していたら

 

何かと日本との習慣や文化の差で

両国の違いを比べたり

 

日本だったらこんな嫌な思いはしないはず！

 

もっと簡単で楽だろう！

 

お客目線でなく、不親切！

 

と

思うことがありませんか？

 

私は正直今でもそれを感じることがあります。

 

しかし

郷に入れば郷に従え！

 

とスイスにお嫁に行く時に

親戚のおばちゃん（私の母、ちみちゃんの姉）に言われた

その言葉をいつも思い出します

 

（そのおばちゃん、９０歳近いんですが、

ついこの前まで自転車で踊りのお稽古に来ていました。

最近はさすがに自転車は危ないとやめたようですが

元気なおばちゃんで毎日歩いて温泉に行くそうです！）

 

しかしスイスと日本との対応の違いに

不安になり涙を流したことがあります

 

そのことを今日はお伝えします。

 

スイスに来たのはまだ若くて（当時２３歳(^▽^)

 

言葉も学びたかったし

（その割には時間かかり過ぎ・・。）

↓↓↓

パート２：ドイツ語をこれから勉強する方は必ずお読み下さい。

 

仕事をしてお金を貯めたい

（主人と私はオーストラリアの留学うんぬんで

ほぼ貯金がなかった(。>﹏<。)

 

この国のこともちゃんと知りたい！

 

でも理想的には３０歳までには

子供は２人欲しいと当時思っていました。

 

しかしまあ

日本にたまに主人と二人で帰省すると

親戚のおばちゃん達はズケズケと

 

まさよの母ちゃんも

孫の顔が見たいはず

 

子供がいないと寂しいよ

 

子供はまだ？

 

余計なおせっかいで

色々言われました

 

あれはますますプレッシャーですよね。

 

そして私は２度の辛い流産を経験した後

３１歳で初めての子供を出産しました。

 

 

２度の流産の後は

当時働いていた会社の上司に

もしもう一回妊娠したらすぐに仕事を辞めたい。

子供を無事産むことだけに集中したいと

伝えていました。

 

それでもまたダメだったら

その時は子供のいない生き方を選ぶ

と宣言しました。

 

そしてめでたく３度目の妊娠となり

仕事もすぐに休ませてもらい

安静に過ごす日々

 

にも関わらずある日トイレに行くと

大出血

トイレの便器が真っ赤に染まり

私は一瞬でこれで私の妊娠は終わった！

と本当に思いました。

 

１００％ダメだと思いましたが

一応婦人科で受診して

確認してもらおうと夜間の緊急外来へ

 

そしたらなんと、かろうじてかろうじて

赤ちゃんはまだ私のお腹の中にいたんです

 

助かる確率は５０％

と言われました。

 

私はてっきりそのまま絶対安静で

入院させてもらえると思いました。

 

しかしその女医は

家に帰って安静にしなさいとの答え。

 

えっ点滴とか

せめて一晩だけ入院させてくれるとか

何か手があるのでは！

 

日本だとこう言う場合は即入院だから

私も入院させてもらい

この危機を乗り越えたいのです！

必死に伝えました。

 

こう言う場合はスイスでは

赤ちゃんの生命力＝自然の原理に任せる。

 

*あくまでも私の時の対応はそうでした。

 

私は家に帰されました。

幸いトイレは寝室の隣だったので

 

食べ物や電話、その他必要なものを

そばにずらっ〜と置き

４、５週間

トイレ以外はずっとベットの上で過ごしました。

 

そしてこの子が無事に育ちますようにと

願いながら安静に過ごしました

 

そして５０％助からない

と

５０％助かる確率の中

 

ラッキーな事に

後者になり

 

１９９７年２月

長男は五体満足にうぶ声をあげました。

 

後になると赤ちゃんの生命力に任せると

言うスイスのやり方に

従って良かったと思えました。

 

※憶測ですが、その女医は５０％の確率と言いましたが

経験上はダメな可能性の方が高いと思って

入院させなかったのかもしれません。

 

そして長男が１歳を過ぎた頃から

 

もう１人欲しいなあ

 

と思うようになりました。

 

でもそこがまた思うようにいかないんですよね。

 

どうなったか？

 

この２人目の時のことは

今、思うと

心と体の意識の解放とすごく関係がありました。

 

それは次回お伝えしますね。

 

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